YouTube版!アプブロTVはコチラ
PR

【トヨタ エスクァイア】5ナンバー高級ミニバンの魅力と中古車選びも解説

クルマ比較
記事内に広告が含まれています。

「トヨタ エスクァイア」は、ミディアムクラスのミニバンとして登場、3列7/8人乗りをラインナップに持ち、なかでもコンパクトな5ナンバー枠ボディーに、高級ミニバンを彷彿とさせる上質な内外装が注目のモデルです。今回は「エスクァイア」にピックアップし、ワゴンモデルとしての魅力、上質さや高級感を追求したデザイン、姉妹車(ノア/ヴォクシー)との違い、中古車選びまで解説。輝き続ける1台!「エスクァイア」その魅力に迫っていきます。

筆者
筆者

当該記事は、職業柄延べ18,000台以上の運転経験のある筆者(えーがた)が、印象に残った1台をピックアップして振り返って執筆しています。この記事と同じ内容のYouTube版はコチラから


エスクァイアとはどんな車なのか?

トヨタが「新上級コンパクトキャブワゴン」として2014年に世に送り出したのが、Mクラスの高級ミニバン「エスクァイア(Esquire)」です。同社の人気ミニバンであるノア・ヴォクシー(80系)をベースにしながら、さらなる「上質感」「上級感」「高級感」を付与することを目的に開発されました。

車名の「エスクァイア」は、英語で男性への敬称(〜様、〜殿)や、中世ヨーロッパの従騎士を意味します。そのアイデンティティはフロントエンブレムに象徴されており、従騎士の「盾と矛」、そして紳士の「スーツ姿の襟元」がモチーフとして取り入れられています。さらに、エンブレムの造形の中には略称である「Esq」の文字が隠されているという、遊び心のあるこだわりも特徴です。

最大の特徴は、日本の道路事情にマッチした5ナンバーサイズという枠組みを維持しながら、ワンランク上の贅沢さを提供している点にあります。ノアやヴォクシーに設定されている3ナンバー登録のドレスアップモデル(エアロ仕様)は設定せず、あえて全車5ナンバー登録というシンプルな構成となっています。

エクステリアでは、廉価グレードで一般的なホイールキャップ仕様を一切排除し、全グレードでアルミホイールを標準装備するなど、細部まで徹底して「高級ミニバン」としての差別化が図られています。


開発の背景とコンセプト

「エスクァイア」が誕生した背景には、日本のファミリーカー市場で圧倒的な支持を得ていたノア・ヴォクシー(80系)の存在があります。これら2車が提供する「広さ・使い勝手・燃費」という高い基本性能はそのままに、さらにもう一歩先の「贅沢さ」や「こだわり」を求めるユーザー層に応えるべく、「新上級コンパクトキャブワゴン」という新たなポジションを築くために開発されました。

驚くべきことに、「エスクァイア」の発表はノア・ヴォクシーより数ヶ月遅れましたが、その開発自体は2車と同時に進められていました。これは、単に既存車種の外装を派手にしただけの派生モデルではなく、当初からトヨタがMクラスミニバン市場へ放つ「第3の矢」として、明確な意図を持って設計されたことを意味しています。

開発コンセプトの柱となったのは、「上質感」「上級感」そして「高級感」の徹底した追求です。 限られた5ナンバー枠というサイズの中で、いかにして「ワンランク上の高級車」としての風格を出すか。その答えとして、バンパー下部まで伸びる堂々たる縦基調のフロントグリルや、スモーク塗装を施したヘッドランプなど、視覚的な圧倒的存在感が与えられました。

また、この「上質さ」へのこだわりは、身体の不自由な方や高齢者の移動を支える福祉車両(ウェルキャブ)にも貫かれています。「特別な車」ではなく、誰もが使いやすくデザイン性に優れた「普通のクルマ化」をキーワードに、サイドリフトアップチルトシート装着車などが開発されました。

筆者
筆者

「高級感は欲しいが、サイズは手頃なものがいい」。そんな日本の道路事情とユーザーのわがままな本音を、真正面から受け止めてカタチにしたのが「エスクァイア」という車なのです。


姉妹車「ノア・ヴォクシー」との決定的な違い

「エスクァイア」は、トヨタの人気ミニバン「ノア」「ヴォクシー」と基本構造を共有する姉妹車です。しかし、その仕上がりは「第3の選択肢」として、2車とは明確に一線を画しています。

筆者
筆者

中古車を検討する上で知っておきたい、決定的な違いを3つのポイントで解説します。

圧倒的な存在感を放つ「外装デザイン」

最大の違いは、一目で「エスクァイア」と分かるフロントマスクです。バンパー下部まで伸びた大型の縦基調フロントグリルは、中心から端にかけてパターンを変化させるこだわりようで、グリルバーとヘッドランプにはスモーク加飾が施され、精悍な表情を作り出しています。

また、サイドの窓枠下のモール(ベルトモール)にはステンレスを採用し、ドアハンドルにもメッキ加飾を施すなど、細部まで煌びやかさが追求されています。さらに、ノアやヴォクシーの廉価グレードではホイールキャップ仕様が一般的ですが、「エスクァイア」は差別化のため全車アルミホイールが標準装備されています。

「高級」を五感で感じる上質な内装

内装の質感も格段に高められています。インストルメントパネルからドアトリムにかけて合成皮革を贅沢にあしらい、そこに金属調の加飾やステッチを加えることで、ワンランク上の空間を演出しています。

細部を見ても、エアコン操作パネルには艶やかなピアノブラック塗装が施され、メーター類には金属調の三眼リングと立体的な文字目盛を採用。ノアやヴォクシーが「実用的なファミリー空間」であるのに対し、「エスクァイア」は「オーナーを満たす上質なラウンジ」のような趣があります。

「全車5ナンバー」というシンプルなサイズ構成

実はここが最大の差別化ポイントかもしれません。ノアやヴォクシーには、全幅が1,700mmを超える3ナンバーサイズの「エアロモデル(ノアSi、ヴォクシーZSなど)」が存在します。しかし、「エスクァイア」はあえて3ナンバーモデルを設定せず、すべてのグレードが5ナンバー登録に収まっています。

これは、「高級感は欲しいが、自宅周辺の道が狭いため5ナンバーサイズは譲れない」という日本のユーザーのリアルなニーズに、最も高いレベルで応えるための選択です。高級ミニバン=サイズが大きい、という常識を覆したのが「エスクァイア」なのです。


グレード展開と新車価格

「エスクァイア」のグレード構成は、標準グレードの「Xi」と、装備を充実させた上級グレードの「Gi」の2系統が基本です。すべてのグレードにおいて、2.0Lガソリン車と1.8Lハイブリッド車の2種類のパワートレインが設定されています。新車当時の販売価格帯は、約259万円〜320万円でした。

上級グレードの「Gi」は、クルーズコントロールや両側パワースライドドア、ナノイー内蔵オートエアコンなどが標準装備される豪華仕様です。内装も、本革巻きステアリングや合成皮革のシートが採用されるなど、高級ミニバンにふさわしい質感が与えられています。対する「Xi」は実用的な装備を基本としていますが、ハイブリッド車に限っては、ガソリン車の「Gi」に準ずる快適装備(シートヒーター等)が一部追加されていました。

筆者
筆者

また、「エスクァイア」の魅力を語る上で外せないのが、質感にこだわった特別仕様車や追加パッケージの存在です。

  • Black-Tailored(ブラックテーラード): 「Gi」をベースに、フロントグリルのダークメッキ化や内装をブラックで統一した特別仕様車で、中古車市場でも特に高い人気を誇ります。
  • プレミアムパッケージ: 2017年のマイナーチェンジで「Gi」に設定された最上級パッケージです。LEDコーナリングランプやステアリングヒーター、さらに上質なシート表皮「ブランノーブ」などが採用されました。
筆者
筆者

なお、モデル末期の2020年にはグレード体系が整理され、より上質さを求めるユーザーニーズに特化する形で「Gi」系統のみのラインアップとなりました。


販売期間と年次改良の歴史:中古車選びのターニングポイント

「エスクァイア」は2014年10月から2021年12月までの約7年間にわたり販売されました。この期間中、数回の改良が行われており、中古車を選ぶ際には「どの年式のモデルか」によって装備や安全性能が大きく異なります。納得の1台を選ぶための主要なターニングポイントを整理しました。

2016年1月:安全装備の標準化

最初の大幅な改良が行われ、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」が全車に標準装備されました。これにより、対車両のプリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームが備わり、ミニバンとしての安全性が一気に底上げされました。

2017年7月:マイナーチェンジで「風格」と「乗り心地」が向上

内外装のデザインが刷新され、フロントグリルはより横幅を拡大した堂々たる意匠に変更されました。 この時の改良は見た目だけではありません。スライドドアへのシール追加による遮音性の向上や、ボディ剛性の強化、ショックアブソーバーの改良が行われ、静粛性と乗り心地が劇的に進化しました。また、最上級仕様の「Gi“Premium Package”」が新設されたのもこのタイミングです。

2019年1月:歩行者検知機能の採用

中古車選びにおいて、ターニングポイントとなるのがこの改良です。予防安全パッケージが進化し、プリクラッシュセーフティに「昼間の歩行者検知機能」が追加されました。あわせて、踏み間違いによる衝突を抑止する「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」がGi系に標準装備(Xiはオプション)されています。

2020年4月:グレードの集約

モデル末期に向けた整理が行われ、ラインアップは上級の「Gi」系統のみに絞り込まれました。これ以降のモデルはすべて高装備仕様となります。

狙い目はどの年式?

予算を重視するのであれば、価格がこなれてきた2017年のマイナーチェンジ前(前期型)が狙い目です。 一方で、家族の安全を最優先に考えたいのであれば、自動ブレーキが歩行者検知タイプにアップデートされた2019年1月以降のモデルを強くおすすめします。この年式以降であれば、最新の車と比較しても見劣りしない安全性能を手に入れることができます。


えーがた’s Eye(筆者の感想と独自のメリット)

筆者
筆者

ここからは、実際に「エスクァイア」を検討する際にぜひ知っておいてほしい、筆者独自の視点によるメリットをお伝えします。

日本の道にジャストサイズ、なのに高級

「エスクァイア」の最大の美点は、全車が5ナンバーサイズという点にあります。アルファードのような高級感に憧れつつも、「近所の道が狭い」「大きな車の運転は不安」という方に最適です。ミニバン特有の目線の高さと大きな窓による視認性の良さに、5ナンバー枠の取り回しの良さが加わるため、運転が苦手な方でも安心してハンドルを握れます。

子育て世代こそ「合成皮革」を選ぶべき理由

「高級な内装は子供に汚されそう……」と心配されるかもしれませんが、実はその逆です。「エスクァイア」の内装に多用されている合成皮革は、飲み物をこぼしても染み込みにくく、サッと拭き取れるという実用的なメリットがあります。質感の高さと掃除のしやすさを両立している点は、ファミリー層にとって大きな魅力です。

3世代同居を支える「ウェルキャブ」の充実

「エスクァイア」は、デザイン性を損なわない福祉車両(ウェルキャブ)の開発にも力を入れています。乗降時にシートが回転・前傾するサイドリフトアップチルトシート装着車や車いす仕様車などが設定されており、高齢のご両親との外出を「特別なこと」ではなく「日常の楽しみ」に変えてくれる優しさがあります。

アウトドア派への「MU(マルチユーティリティ)」という選択

「3列目シートは使わないから、広い荷室が欲しい」というアクティブな方には、モデリスタが手掛けた5人乗り仕様「MU」がおすすめです。3列目を取り払い、ラゲージフロアを木目調に架装したこのモデルは、キャンプや趣味の道具を格好よく積める、中古車ならではのレアで面白い選択肢です。

「被りにくい」という所有感

圧倒的な販売台数を誇ったヴォクシーに比べ、「エスクァイア」は市場に出回っている数が控えめです。「信頼のトヨタ車が良いけれど、街中で頻繁に見かける車は避けたい」という方にとって、この絶妙な希少性は所有する満足度を高めてくれるはずです。


中古車価格の動向と推移

「エスクァイア」が属する5ナンバーサイズのミニバンは、中古車市場において非常に人気が高く、価格はかなり高値を維持したまま推移しています。2021年末に生産を終了したことで希少性も加わり、良質な個体を探しているユーザーが多いのが現状です。

中古車価格の推移

「エスクァイア」の現在の中古車価格帯は、60万円から340万円程度となっています。

具体的な価格の傾向や内訳は以下の通りです。

  • 低価格帯(約60万円〜150万円程度): 主に2014年〜2015年式の初期モデル(前期型)10万km前後の車両がこの価格帯で見られます。
  • 中価格帯(約150万円〜250万円程度): 2016年〜2020年式付近のモデルが中心です。2017年のマイナーチェンジ前の良好な個体や、走行距離が多めの後期型(2017年7月以降)などが該当します。
  • 高価格帯(約250万円〜340万円程度): 2019年〜2021年式の高年式モデルがこの価格帯を形成しています。特に「ハイブリッド Gi プレミアムパッケージ ブラックテーラード」などの最上級グレードや、モデリスタ製エアロパーツ等の装備が充実した車両は、300万円を超える高値で取引されています。

中古車価格を左右する最大のポイントは、2017年7月のマイナーチェンジ前後にあります。 予算を重視して選びたい方には、価格がこなれてきたマイナーチェンジ前の前期型が狙い目となります。一方で、内外装の質感や静粛性、乗り心地にこだわりたい方には、高値ではあるものの2017年以降の後期型が圧倒的に支持されています。

驚きのリセールバリュー(再販価値)

「エスクァイア」の大きな魅力の一つは、リセールバリューが非常に高いことです。 特に2017年のマイナーチェンジ以降のモデルは高値を維持し続けており、購入時の価格は高くても、将来手放す際に10年落ち程度になっていても高値で売れる可能性が高いという、経済的なメリットがあります。

中でも特にリセールが期待できる「最強の組み合わせ」は以下の通りです。

  • 上級グレードの「Gi Black-Tailored(ブラックテーラード)」
  • ハイブリッド車
  • 上級オプション(純正ナビ、後席モニター等)が充実している車両

これらの条件が揃った車両は、市場でも別格の扱いとなっています。

失敗しない選び方のアドバイス

筆者
筆者

中古車の賢い選び方をまとめると、以下の2パターンに集約されます。

  1. 「とにかく安く、高級感を楽しみたい」 → 2017年式以前の「Xi」または「Gi」のガソリン車を。
  2. 「家族の安全と、将来の売却価格まで考えたい」 → プリクラッシュセーフティが歩行者検知タイプに進化した、2019年1月以降のモデルを強くおすすめします。

「エスクァイア」は、グレードや年式による装備の差が細かいため、自分の希望にぴったりの1台を自力で見つけるのは意外と大変です。最新の相場や在庫状況を把握しているプロに相談することが、後悔しない中古車選びの近道といえるでしょう。


「ガリバー」では豊富な在庫から中古車探しができます

【引用】221616.com

「Gulliver(ガリバー)」は、日本全国に展開する中古車買取のパイオニアとして、東証プライムに上場する、株式会社IDOM(いどむ)が運営しています。中古車販売においてもリーディングカンパニーに成長。「ガリバー」ブランドを中心として、日本全国に約460店舗展開。中古車販売にも強みのある大きなネットワークを持っています。中古車の「ガリバー」では、このネットワークを活かした「中古車在庫問い合わせ」「中古車ご提案サービス」を行っており。車種・年式・予算等の簡単な入力で、全国の約35,000台の中古車から厳選した!希望の車を探してお知らせします。 2〜3分で入力完了する簡単で便利な無料サービスです。

\\新着の中古車が毎日約500台!続々入荷中!//
筆者
筆者

一般に出回る前の非公開車両からの中古車探しをすることで、年式や車種はもちろんグレード・オプションなど“こだわりのあるクルマ探し”におすすめです。

まとめ:あなたにぴったりの1台をプロに探してもらおう

トヨタ「エスクァイア」は、日本の道路に最適な5ナンバーサイズという枠組みを守りながら、フラッグシップミニバンにも引けを取らない圧倒的な上質感を実現した唯一無二のモデルです。2021年末に惜しまれつつ生産を終了しましたが、その高い実用性と高級感、そして驚きのリセールバリューは、今なお中古車市場で熱い注目を集め続けています。

しかし、これまでご紹介してきた通り、「エスクァイア」の中古車選びには「2019年以降の安全装備(歩行者検知機能)の有無」や、リセールに直結する「Gi ブラックテーラード」といった人気グレードの把握など、納得の1台を選ぶためにチェックすべきポイントが多岐にわたります。

「自分だけで最高の1台を見つけるのは難しそう……」「最新の相場がわからなくて不安」と感じたなら、中古車のプロに相談してみるのが一番の近道です。

中古車大手のガリバーが提供する「中古車ご提案サービス」なら、車に関する専門知識がなくても心配いりません。予算と好みを伝えるだけで、全国にある豊富な在庫の中から、プロがあなたのライフスタイルにぴったりの「エスクァイア」を厳選して提案してくれます。店舗にはネットに公開される前の最新在庫が入荷していることもあります。

まずは無料の提案サービスを活用して、理想の高級ミニバンライフへの第一歩を踏み出してみませんか?


タイトルとURLをコピーしました