進化し続ける日本の高級セダン、トヨタのクラウン(CROWN)。上位に位置する「マジェスタ(MAJESTA)」は、トヨタのフラッグシップセダンとして、専用ボディーや「V8」エンジン、豪華装備を擁した最上級モデルです。その中でも4代目にあたる「180系」は、歴代の伝統を継承しつつ、デザイン・装備・走行性能のすべてにおいて大きな進化を遂げ注目を集めたモデルでもあります。今回は4代目「クラウンマジェスタ180系」にピックアップし、その誕生の背景や開発コンセプト、洗練されたエクステリア、豪華なインテリア、グレードの違いや現在では激安と言われる中古車相場まで解説。印象に残った1台となった、4代目「クラウンマジェスタ180系」その魅力に迫っていきます。

当該記事は、職業柄延べ18,000台以上の運転経験のある筆者(えーがた)が、印象に残った1台をピックアップして振り返って執筆しています。
4代目クラウンマジェスタ180系はどんなクルマなのか

クラウンの上位に位置するトヨタのフラグシップモデル「クラウンマジェスタ」。4代目「クラウンマジェスタ180系」は、トヨタの最上級セダンとして2004年に登場。「V8」エンジンと専用ボディーを特徴とする和製高級セダンです。フラグシップとしての豪華装備、静粛性や上質な乗り心地など、法人車両や高級志向のユーザー層に支持されました。
開発の背景とコンセプト

4代目「クラウンマジェスタ180系」は、新プラットフォームの下、革新的なモデルとなった「ZERO CROWN」12代目「クラウン180系」と同様に、大幅にデザイン変更されました。「ダイナミック&マジェスティック」をテーマに、重厚さの中にも艶やかさと躍動感を演出したスタイルを表現。クラウンよりオーバーハングをフロント+30mm・リア+80mm、また旧モデルよりホイールベースを+50mmをそのまま全長とし、押し出しの強い迫力のあるボディーが特徴のモデルです。
トヨタブランドでの立ち位置とセルシオの存在

4代目「クラウンマジェスタ180系」は、トヨタブランドの中で「クラウン」シリーズの高級ラインを担う存在でした。また同時期にはフラグシップとして「セルシオ(30系)」の存在もありました。「セルシオ」は、よりラグジュアリー志向で専用ブランド色の強いモデルとして、顧客層においては保守的な層との棲み分けが図られていました。「マジェスタ」は、販売面やブランド訴求ではトヨタの顔としての安定感を持ち、「セルシオ」のような独立性の高いフラッグシップとの違いがあるモデルと言えます。
- トヨタ直系ディーラーでの販売を重視したこと
- セルシオはより専用志向の高級路線で差別化されたこと
- マジェスタはクラウンの延長で保守的な顧客に支持されたこと
- 装備や価格帯で微妙なポジショニングがあったこと
4代目「クラウンマジェスタ180系」は、「セルシオ」が2006年5月で販売終了し製造も6月30日で終了した為、トヨタブランドとして市販車では名実ともに最上級車種(センチュリーを除く)となりました。
グレード展開と新車価格

4代目「クラウンマジェスタ180系」当初のグレード展開は、ベーシックな「Aタイプ」、上級グレードとなる「Cタイプ」、4WD仕様の「Cタイプ i-Four」の3タイプをラインナップ。全車にカーナビゲーションシステム、バックガイドモニター、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、エアサスペンションを標準装備。新車価格は、567〜637万円でした。
発売期間と年次改良

4代目「クラウンマジェスタ(180系)」は、2004年7月から年次改良を経て、約4年半にわたり製造販売され2009年3月に販売終了。「セルシオ」からトヨタブランドの最上級車種となった2006年7月のマイナーチェンジでは、フロントのグリル・ヘッドランプ・バンパー、リヤのコンビネーションランプの意匠変更、新ボディカラー2色を設定。また室内は、インストルメントパネル、シート表皮のカラー・素材を変更し、一段と高級感を向上させています。
レクサスとの違い

「レクサス」との違いはブランド戦略と販売網に起因する面が大きく、「レクサス」は専用ブランドとしての高級感や独自のサービス体験を重視していました。特に「クラウンマジェスタ」を比較すると、まずレクサスは高級車市場に特化したブランドであり、装備やデザイン、そして走行性能において高い水準が求められます。
一方で、「クラウンマジェスタ」は日本国内における長年の実績をもとに、大衆向けの高級車として進化を遂げてきました。 例えば、「レクサス」の最新モデルはハイブリッドエンジンやスポーティなデザインを採用し、静粛性や乗り心地に重点を置いています。これに対し、「クラウンマジェスタ」はその威厳あるスタイルと長年の実績、トヨタブランドの延長線上で親しみやすさと信頼性を重視しています。
装備や質感では共通する要素もあるものの、ブランド定位により顧客に提供する価値が異なっていた点が特徴です。価格設定も異なり、「レクサス」車の方が一般的に高めです。 中古車市場でも、「クラウンマジェスタ」はアフターマーケットでのサポートが強いため、実績に基づき選ばれることが多いです。このように、「レクサス」と「クラウンマジェスタ」は異なる方向性を持ちながらも、高級車としての魅力を兼ね備えています。
4代目クラウンマジェスタは印象に残った1台

それまで私の「クラウンマジェスタ」へのイメージは、「V8」エンジンの搭載や専用ボディーの堂々としたエクステリアが印象的な、高級セダンを越える「プレステージサルーン」です。
4代目「クラウンマジェスタ180系」は、ゼロクラウンのプラットフォームをベースとして、保守的だったデザインも一新。専用ボディーは、フロント/リヤオーバーハングを延長してフルサイズで迫力のフォルムです。

フロントはゼロクラウンの面影を持ちつつ、エンブレムにはトヨタマークが配され、バンパー周りのメッキパーツでの装飾や造形の違いで豪華な印象です。プレスラインが美しく伸びやかなサイド周り、そしてエクステリアの中でも最も印象深いリヤ周りは、「クラウンマジェスタ」で継承されている縦型テールランプにLED、特徴的なトランクリッドが組み合わされ、「クラウンマジェスタ180系」の洗練されたボディーを更に際立たせています。

ドアを開け乗り込むとまず目に飛び込んでくるのは、プレステージサルーンにふさわしい8型のナビゲーション画面を中心とした豪華なインテリア、取り分けパネルには本木目が使用され「ロイヤル」「アスリート」とは違う贅沢な雰囲気を醸し出しています。
そしてブレーキを踏みイグニッションをONすると、軽快なセル音とともに「V8」エンジンが目を覚まします。「マジェスタ180系」のパワーユニットには「セルシオ」譲りの「3UZ-FE型」4.3L V型8気筒エンジンを搭載し280馬力を発生。
この「V8」エンジンは、6速シーケンシャルシフトマチックとの組み合わせで、走り出しもトルクフルで申し分の無いのはもちろん、設定速度に達して流れに乗ると2000回転以下と常用の回転数が低いため静粛性も高く、「セルシオ」に比べ軽いためか軽快な印象。
また、ひとたびアクセルを踏み込むと有り余るパワーと、こだわりのサウンドチューニングによる「V8」エキゾーストノートを楽しむこともできます。
フロントダブルウィッシュボーン式/リヤマルチリンク式のエアサスペンションは、こだわりのチューニングによる高級感のある乗り心地、スポーツモードでは硬めのセッティングによって、意外にもステアリングを握る楽しみのある、スポーティーな走りも楽しめます。
トヨタの最上級車種であり「プレステージサルーン」にふさわしい洗練されたエクステリア、豪華で贅沢なインテリア、極めて快適且つ、ゼロクラウン譲りのスポーティーさも兼ね備えた走りは、4代目「クラウンマジェスタ180系」を印象に残る1台にしてくれました。
4代目クラウンマジェスタ180系の人気のおすすめグレード
4代目「クラウンマジェスタ180系」のグレードには、FRの上級「Cタイプ」と「Aタイプ」、4WDの「Cタイプ i-Four」の3タイプをラインナップ。ここでは、各グレードの違いや、用途に合わせたおすすめグレードを詳しく解説していきます。
各グレードの装備差
ベースグレードとなる「Aタイプ」には、渋滞状況を予測し最適ルートを案内するサービスなどを有する先進のテレマティクスサービスG-BOOK ALPHAに対応したうえ、高精細ワイドディスプレイなどを採用したHDDナビゲーションシステムを標準装備している。加えて上級「Cタイプ」、「Cタイプ i-Four」には快適性を向上させた、リヤパワーシート&リヤサンシェードやリヤドアサンシェード(手動)、リヤセンターアームレスト(コントロールスイッチ付き)、オットマン機能付シート(助手席・可倒式ヘッドレスト)、プラズマクラスターなどを装備する。また、「Cタイプ」、「Cタイプ i-Four」に専用プレミアムレザーシート表皮や、インダッシュ6連奏DVD/CDチェンジャーなどを標準装備した「Fパッケージ」も選択可能です。
人気のおすすめグレード
2006年7月のマイナーチェンジ後、改良モデルの評価が高く比較的人気があります。フロントグリル&バンパー、リヤコンビネーションランプのデザイン変更。インテリアではシート表皮とカラーの変更で高級感を向上、HDDナビゲーションの標準装備。
ベースグレードでもフル装備の高い満足度でおすすめのクラウンマジェスタですが、中古車では価格差も少なくて選べる「Cタイプ」「Cタイプ i-Four」「Cタイプ Fパッケージ」など贅沢装備の上位グレード、限定発売の特別仕様車もおすすめです。オプションで設定されるレーダークルーズコントロール(低速追従モード付き)、レーンキーピングアシスト、プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)、ナイトビューなど最先端技術の採用、マークレビンソンのオーディオシステムなどの装備も魅力です。
4代目クラウンマジェスタ180系の中古車相場

4代目「クラウンマジェスタ180系」は、中古市場でも根強い人気を誇る高級セダンです。高級車らしい優れた走行性能と上質な内装、豊富なラインナップも魅力です。特に中古車ならではのコストパフォーマンスの高さも大きなポイントとなっています。
現在の中古車価格
4代目「クラウンマジェスタ180系」の中古車相場は初期モデルなら21年以上、モデルチェンジから16年が経過しており、中古車市場では30万円程度から選べ激安と言える中古車相場です。これは日本市場でのセダンの不人気が要因ともなっています。
中古車選びのポイントや注意点
4代目「クラウンマジェスタ180系」の中古車選びで重要なのは、年式・走行距離・修復歴や整備記録簿の有無、そして部品の交換履歴をしっかり確認することです。特にマジェスタでは、エアサスの状態やカスタマイズの有無など、前オーナーの使用状況やメンテナンス状態がコンディションに直結します。
「マジェスタ180系」は高級車として造りも堅牢ですが、中古車となると1台1台状態も違うので状態を確認しましょう。例えば、エンジンの掛かり具合、エアコンの効きや各スイッチ類の動作確認、サンルーフ装着車であれば雨漏れの確認するのが大切です。可能であれば試乗させてもらいましょう。
また、修復歴があっても内容を確認すると軽微な場合もあります。価格だけで決めず、第三者機関の検査済みや保証付きの車両を選ぶなど、総合的な車両状態を見極めることが失敗しないポイントです。保証内容やアフターサービスの有無、信頼できる販売店かどうかも重視すると安心です。中古車は一台ごとに状態が異なるため、多くの情報を比較して慎重に選定するよう心がけましょう。
4代目クラウンマジェスタのエクステリアデザイン

4代目「クラウンマジェスタ180系」のエクステリアデザインは、トヨタの高級車両としての威厳を際立たせる要素です。全長や全幅が大きく設定され、流麗なラインが特徴になっています。そのデザインには、スポーティさと高級感を両立させるための工夫が採用されています。
ボディーサイズ

4代目「クラウンマジェスタ」のボディサイズは、全長4,950mm、全幅1,795mm、全高1,465mmと、大柄ながらも日本の道路事情にも配慮されたサイズとなっており、ホイールベースも2,850mmと後席の足元スペースや広々とした室内空間を実現しています。また最小回転半径も5.2mと比較的、取り回しが良いことも特徴です。
フロントマスクの特徴

4代目「クラウンマジェスタ」のフロントマスクは、品格とダイナミズムを兼ね備えたデザインとなっています。大型グリルや鋭い目元のヘッドライト、FRセダンとしての重厚感を感じさせるバンパー形状が特徴です。モデルによって若干の表情違いもあり、フロントグリルの横桟がマイナーチェンジ後は、縦桟に変更されています。また、クラウン伝統のエンブレムからトヨタエンブレムへと変更され、トヨタの最上級車種との主張とも読み取れます。これらにより、堂々たる存在感とスタイリッシュな印象を両立しています。
サイドシルエットと流れるスタイル
4代目「クラウンマジェスタ」のサイドシルエットは、流れるようなルーフラインと「ゼロクラウン」と比べ、オーバーハングが延長された更に伸びやかなボディラインが特徴です。サイドからテールランプへと続く造り込まれた造形が、「クラウンマジェスタ180系」ならではの堂々とした佇まいを強調し、軽やかさと重厚感を絶妙にバランスさせたデザインとなっています。また、バンパーやサイドモールディングにも上質な加飾が施され、高級車としての品格を持たせています。全体として流麗で空力性能にも配慮された現代的なサイドビューを実現しています。
リヤビューとテールランプのデザイン

4代目「クラウンマジェスタ」のリアビューは、その個性を際立たせているポイントです。特徴的なトランクリッドは洗練された造形にバックランプが収められ高級感あふれるデザイン。また組み合わせる「マジェスタ」を象徴する縦型のテールランプが継承されLED化されることで、夜間の被視認性と独自性を兼ね備えてより現代的な印象が強調されます。バンパーのモールディングなど細部までこだわり抜かれたリアデザインがクラウンの存在感を一層際立たせています。
インテリアと装備の魅力

4代目「クラウンマジェスタ」のインテリアと装備は、快適性と先進性を兼ね備え、ユーザーに上質なドライビング体験を提供します。特に高級感あふれる素材や最新の便利機能が多数搭載されており、各グレードで異なる魅力を味わえます。
高級感あふれるインテリア
室内には本物志向の素材が随所に採用されており、ドライバーと乗員に極上のくつろぎ空間を提供します。4代目「クラウンマジェスタ」は、本木目を使用したパネルやプレミアムレザー、上質なファブリックなど高級感漂う素材で統一され、気品あるインテリアを実現しています。さらに、隙のない仕上がりや細部への徹底したこだわりは、長時間のドライブでも特別な気分が持続します。
メーターとインパネ周辺のデザイン

メーター周りは、視認性と美しさを兼ね備えています。インパネ周辺のデザインは、先進性と直感的な操作性が両立されており、運転中でも必要な情報が一目で分かるよう工夫されています。「マジェスタ180系」には、歴代の継承となる「ヘッドアップディスプレイ(HUD)」を搭載。視線を落とさずフロントガラスに映し出される情報を確認できます。このようにドライバーに優しい機能が追加されており、先進のテクノロジーがさりげなく演出されています。
シートアレンジと快適性

4代目「クラウンマジェスタ180系」は、広々とした室内空間と多彩なシートアレンジが魅力です。後席のリクライニング機能や電動シート調整、快適なシートヒーターなどが用意されており、上級モデルではベンチレーション機能も装備されています。これらの快適装備により、長時間の移動でも乗員がストレスなく過ごせるよう配慮されています。さらにラゲッジスペースも広く、実用性を損なうことはありません。
オーディオ&ナビゲーションシステム

4代目「クラウンマジェスタ180系」には、高性能なオーディオとナビゲーションシステムが搭載されています。CDやDVD、Bluetooth接続に対応し、クリアなサウンドが楽しめるプレミアムサウンドシステムも一部グレードで選択可能です。ナビゲーションは大画面ディスプレイを採用し、地図表示やリアルタイム交通情報表示など多機能性が魅力となっています。
快適装備と便利機能

快適装備として、上位グレードではリヤパワーシートやリヤ電動サンシェード、リヤドアサンシェード、オットマン機能付などが挙げられます。また、プラズマクラスター装備でおもてなしの心や、リヤセンターアームレスト(オーディオコントロール付き)で後席の使い勝手の良さにもこだわっています。
安全装備の充実ポイント

車両安定性制御システムVSCを、ABS・TRC・電動パワーステアリングなどのシステムと統合させることで、さらに進化させたVDIMを世界初採用(FR車)。従来システムが車両限界を超えてから制御を開始するのに対し、VDIMは、車両限界前からブレーキ・エンジン・ステアリングを統合制御させることで、高い予防安全性と理想的な車両運動性能を実現した。その他、白(黄)線をCMOSカメラで認識し、レーンに沿った走行をしやすいようにドライバーのステアリング操作を支援するレーンキーピングアシストや、近赤外線を使い、夜間走行時の視覚をサポートするナイトビューなど最先端技術の積極的採用をする。
パワートレインと走行性能
パワートレイン・走行性能においては、最新技術を用いたエンジンと多彩な駆動方式が特徴となっています。力強さと環境性能のバランスが追求され、これにより、直進安定性やコーナリング性能など走行フィールに優れ、快適なドライビングを実現します。
4.3L V8の魅力

搭載されるエンジンは、280馬力/43.8kgmのV8DOHC 4.3L(3UZ-FE)と6速&シーケンシャルシフトマチックの組み合わせのみ。駆動方式はFRを基本に、通常走行時は前輪30/後輪70の割合で駆動力を配分するフルタイム4WD、i-Fourシステムが用意されます。
4.3L V8エンジンは、高級車における走行性能と静粛性を両立させた魅力的なエンジンです。このエンジンは、「マジェスタ」の他にも「セルシオ」にも採用されており、その魅力は圧倒的なパワーとトルクであり、走りを重視するドライバーにとって理想的な性能を提供し、その魅力を余すところなく体感させてくれる存在です。
駆動方式の特徴
4代目「クラウンマジェスタ180系」は、いずれもFR(フロントエンジン・リヤドライブ)を基本とし、FRならではの回頭性や走行安定性を発揮します。一部モデルでは4WD設定も存在し、路面状況や用途に応じた選択肢も魅力です。FRは前後重量配分に優れ、操縦安定性とドライバーの思い通りの走りが堪能できるため、スポーツドライビングにも適しています。また、4WDモデルは雪道や悪路でも安心して走行できる点がポイントです。これらの駆動方式は、シリーズ全体の走行性能と多目的性を底上げする要素となっています。
足回りとサスペンション設計

4代目「クラウンマジェスタ180系」の足回りは、(前)ダブルウィッシュボーン、(後)マルチリンク式のエアサスペンションで構成されており、車高を一定に保つ「オートレベリング機能」を持つ、路面からの入力を適切に吸収しながらも、スポーティでしっかりとした乗り味を提供します。高級車らしいしなやかさはもちろん、より高い走行性能を実現するためのスポーツモードの設定、前後の重量配分や足回りのチューニングが施されており、コーナーでの安定性とタイヤの接地性の高さが感じられます。これらの足回り設計が、シリーズ全体の走行性能を支えています。
4代目クラウンマジェスタの口コミやユーザー評価
4代目「クラウンマジェスタ」は、優れた走行性能や快適な乗り心地などで、多くのユーザーから評価されています。燃費や維持費のバランス、細部まで配慮されたインテリアなど、長距離の利用にも適していると好評です。ライバル車種との比較でも、クラウン特有の質感や静粛性が際立っているという意見が多く見受けられます。
購入ユーザーの口コミ
4代目「クラウンマジェスタ」を実際に購入したユーザーからは、高級感がありながら扱いやすいサイズ感、安定した走行性能・静粛性や燃費性能など、好意的な口コミが多く見られます。内装の質に関しても、さすがクラウンとの声が多く、後部座席の広さも家族層から好評です。一方で、純正ナビがやや古い、維持費がやや高めといった指摘も一部で見受けられますが、全体的には高評価が目立ちます。
実際の燃費と維持費
4代目「クラウンマジェスタ」の燃費はリッター7~8km前後、維持費については、一般的なセダンと比べてやや高めですが、静粛性や走行性能を重視する人にとっては納得できる範囲と言えるでしょう。定期的なメンテナンスや保険料などもしっかり考慮されており、トータルコストのバランス評価も高いです。
満足度と不満点
マジェスタのオーナー満足度は非常に高く、「高品質な内外装」「滑らかな乗り心地」、また「信頼性の高さ」が大きな強みとされています。ただし、一部からは「燃費や税金など維持費の負担感」「純正装備の古さ」など、改善を求める声も挙がっています。それでもマジェスタならではのプレミアム感や快適性は、多くのユーザーの期待を超えていると言えるでしょう。
長持ちする高い耐久性
マジェスタは、高い耐久性で定期的なメンテナンスをしていれば20万km以上走行も可能で、長持ちする車としても定評があります。マジェスタの熟成されたエンジンとATの組み合わせで故障リスクが低いと言えます。また、交換部品も比較的流通しており、メンテナンスに困ることはほとんどありません。整備記録がしっかり残っている個体を選べば、末永く快適なカーライフを楽しめます。
まとめ
4代目「クラウンマジェスタ180系」は、トヨタの最上級セダンとしてオーナーに高い快適性を提供し、更にハンドルを握る楽しみを持たせてくれる一台です。またその魅力は「V8」エンジン、堂々としたエクステリア、豪華なインテリアや装備など多岐に渡り、現在の相場感はコストパフォーマンスに優れると言えます。しかし中古車おいては年数も経過しているため、購入検討時には、見極めも必要になります。4代目「クラウンマジェスタ180系」は、その多様な魅力で今後も輝き続ける1台になるでしょう。