最近注目されている「オールシーズンタイヤ」を知っていますか?その名の通り、天候に左右されず一年通して使える全天候タイヤなのですが、「オールシーズンタイヤ」という言葉を知っていても、製品特性を理解していないと自分の使用環境に適しているか判断が難しくなり、どっちつかずの中途半端なタイヤと言う印象も強くなります。そんな「オールシーズンタイヤ」も特性を理解して購入すれば後悔しないはずです。今回は「オールシーズンタイヤ」について「ユーザー」でもある筆者がデメリットも含めて解説していきたいと思います。
「オールシーズンタイヤ」を知らなかった方も、今後タイヤ選びの新たな選択肢になるかもしれません。
この記事を読めばわかること!
✅「オールシーズンタイヤ」やめたほうがいい?
✅「オールシーズンタイヤ」とは?
✅「オールシーズンタイヤ」のデメリット
✅「オールシーズンタイヤ」ユーザーレビュー
✅ブリヂストン・ヨコハマタイヤ・ダンロップ・トーヨータイヤ・グッドイヤー・ミシュラン・クムホで選ぶ「オールシーズンタイヤ」比較
- 「オールシーズンタイヤ」やめたほうがいい?
- 「オールシーズンタイヤ」とは?
- 「オールシーズンタイヤ」のデメリット
- 「オールシーズンタイヤ」ユーザーレビュー
- 2024年10月発売!ダンロップ「SYNCHRO WEATHER」
- ブリヂストン・ヨコハマタイヤ・ダンロップ・トーヨータイヤ・グッドイヤー・ミシュラン・クムホで選ぶ「オールシーズンタイヤ」比較
- マルチウェザー・ブルーアース4S・オールシーズンマックス・セルシアスで選ぶ「オールシーズンタイヤ」比較表
- ベクターフォーシーズンズ ジェンスリー・クロスクライメート2・ソルウス4S HA32で選ぶ「オールシーズンタイヤ」比較表
- タイヤに関するよくある質問
- まとめ
- 「タイヤ通販」サイト「タイヤフッド」は購入と同時に取付予約ができます
- 「オールシーズンタイヤ」買うなら「タイヤ通販」オススメランキング
「オールシーズンタイヤ」やめたほうがいい?
天候に左右されず一年通して使える全天候タイヤ、一見してオールマイティーな「オールシーズンタイヤ」ですがデメリットもあります。結論から言うと「オールシーズンタイヤ」は、凍結路面(アイスバーン)の走行には向いていません。よってアイスバーンや過酷な積雪路を走行する可能性がある場合は、スタッドレスタイヤを選択し「オールシーズンタイヤは、やめたほうがいい」と言えます。
ブリヂストンの「オールシーズンタイヤ」MULTI WEATHER(マルチウェザー)は、北海道・東北地方・北陸地方では販売されておらず、日常的に降雪・積雪・凍結が発生する地域ではスタッドレスタイヤをタイヤメーカーは推奨しています。「オールシーズンタイヤ」は、凍結路面(アイスバーン)ではスタッドレスタイヤと同等の性能がないためです。
「オールシーズンタイヤ」は夏用としてはノーマルタイヤと同等の性能があり、非降雪地域の突発的な降雪には対応できる「雪道も走れる夏用タイヤです。」
「オールシーズンタイヤ」とは?
オールシーズンタイヤとは、天候に左右されず一年を通して使用できる別名「オールテレーンタイヤ」と呼ばれる全天候型タイヤです。国土が広く標高差もある北米やヨーロッパでは、長距離移動中の天候の変化に対応できるタイヤとして、広く普及し定着しています。ノーマルタイヤ(夏用タイヤ)と同等のドライ・ウェット性能を持ちながら、非舗装路や泥濘で優れたトラクションを発揮するM(マッド)&S(スノー)性能がメリットです。浅い雪道や圧雪路・シャーベット状の雪であれば、十分なブレーキ性能を発揮します。夏冬の交換やタイヤの保管も不要なので、手間が掛からず経済的なのがメリットです。
「オールシーズンタイヤ」のM(マッド)&S(スノー)性能は、キャンプやアウトドアなどで非舗装路を走行する機会が多いユーザーにもオススメできます。※夏冬用タイヤを併用した場合との費用比較で、3年間で約11万円の節約になる試算も出ています。
※住友ゴム工業公式ページより
国土の狭い日本では、四季があり雪の積もる地域も限定されていましたが、近年では寒波の影響で都市部・平野部など非降雪地域での積雪も珍しくなくなりました。また積雪に伴い国道などで大規模な立ち往生が発生。これは冬用タイヤ(タイヤチェーンなど)を装着するなど「すべり止め」の措置をとっていないことが原因にもなっています。しかし年に数回程度の積雪に対応するために、スタッドレスタイヤを保有するにはタイヤの購入・都度の交換費用や保管場所など負担も大きく手間もかかります。こう言った要因もあり、雪道も走れて冬用タイヤ規制に対応できる(スノーフレークマーク付き)「オールシーズンタイヤ」が日本国内でも注目され普及し始めています。
これまでの「オールシーズンタイヤ」は、どっちつかずのタイヤというイメージがありましたが、性能も向上しSUVタイプの新車装着タイヤとして採用する、自動車メーカーもあります。
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✅「オールシーズンタイヤ」とは?
天候に左右されず一年通して使える全天候タイヤ、夏冬の交換やタイヤの保管も不要なので、手間が掛からず経済的なのがメリットです。
「オールシーズンタイヤ」のデメリット
「オールシーズンタイヤ」にもデメリットはあります。前述の通り、スタッドレスタイヤのような氷上性能はないので凍結路面(アイスバーン)の走行には向いていません。次にトラクション重視のタイヤであるため、低燃費タイヤと比較して転がり抵抗性能では不利になり、よって燃費は悪化傾向になります。
✅「オールシーズンタイヤ」のデメリット
凍結路面(アイスバーン)の走行には向いていません。低燃費タイヤと比較して転がり抵抗性能では不利になり、よって燃費は悪化傾向になります。
デメリットを差し引いても、「オールシーズンタイヤ」のメリットは大きいと言えます。この特性を理解すれば後悔も少ないと思います。
「オールシーズンタイヤ」ユーザーレビュー
私(筆者)は現在、オールシーズンタイヤを履いているユーザーでもあります。なぜオールシーズンタイヤを選んだのか?それはオールシーズンタイヤの特徴を理解した上で、用途やニーズにピッタリのタイヤであったからだと言えます。まずレジャーやウィンタースポーツなどで降雪地域に行く機会が少ない・住んでいるところが、非降雪地域で年間を通して雪が積もる可能性が低い・突発的な雪で車が使えなくなること(通勤など)リスクへの備えなどです。
※2024年1月現在、タイヤ交換から1ヶ月程経過しました。乾燥路面(ドライ)では発進時・制動時・カーブ時など、これまで装着していた夏タイヤと走行性能を比較しても街乗りでは遜色ないレベル。排水・排雪性能を重視したトレッドパターンであったため期待はしていませんでしたが、ノイズも抑えられており静粛性にも配慮されていると感じました。
燃費性能に関して満タン方で確認しました。交換前レグノGR-XIで13.65km/l→交換後クムホ ソルウス4S HA32で11.12km/lと約2割ほど燃費が悪化しました。夏タイヤと比較するとトラクション重視であるため、転がり抵抗が増して燃費性能では不利ということがわかりました。逆に言えばしっかりグリップしているとも言えます。
ノーマルタイヤと並べるとパターンの違いが一目瞭然。特徴的なV字の溝で排水・排雪の効率を高めて優れたトラクション性能を発揮します。ゴムはノーマルタイヤと比較して柔らかい印象です。
※個人の感想です。燃費性能に関しては、車種・環境・道路状況により変わりますので参考までにお願いします。
✅「オールシーズンタイヤ」ユーザーレビュー
乾燥路面(ドライ)では発進時・制動時・カーブ時など、これまで装着していた夏タイヤと走行性能を比較しても街乗りでは遜色ないレベル。ノイズも抑えられており静粛性にも配慮されていると感じました。
ユーザーレビューは耐摩耗性能・走行性能など追記する予定です。ブログ更新情報は、𝕏(旧ツイッター)こちらをフォローしていただくとスムーズです。
2024年10月発売!ダンロップ「SYNCHRO WEATHER」
ダンロップの「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」は、2024年10月発売予定の次世代「オールシーズンタイヤ」です。「シンクロウェザー」は、新技術「アクティブトレッド」を採用。「アクティブトレッド」は、水や温度に反応しゴムの性質が変化することで、路面の状態に合わせた走行が可能になります。濡れた路面では、水に反応してゴム表面がやわらかくなりウェット性能が向上。また雪上・氷上でもゴムのやわらかさを維持して、雪上・氷上路面でも高いグリップ力を発揮します。
「アクティブトレッド」の採用は、従来の「オールシーズンタイヤ」ではカバーできなかった雪上・氷上を含むあらゆる路面での走行が可能になります。
ブリヂストン・ヨコハマタイヤ・ダンロップ・トーヨータイヤ・グッドイヤー・ミシュラン・クムホで選ぶ「オールシーズンタイヤ」比較
ブリヂストンの「オールシーズンタイヤ」MULTI WEATHER
ブリヂストンの「オールシーズンタイヤ」MULTI WEATHER(マルチウェザー)は、あまり雪の降らない非降雪地域にお住まいであっても、突然の降雪には備えておきたいというニーズに対応したタイヤです。M+Sスノーフレークマーク付きタイヤですので、高速道路などの冬用タイヤ規制時にも通行可能で突然の降雪も慌てずに済みます。ドライグリップ性能・ウェットグリップ性能ともに、夏タイヤ同等の性能があり日常の走行も安心です。
ブリヂストンのマルチウェザーは、北海道・東北地方・北陸地方以外で販売されており、販売地域が限定されています。
ヨコハマタイヤの「オールシーズンタイヤ」BluEarth-4S AW21
ヨコハマタイヤの「オールシーズンタイヤ」BluEarth-4S (ブルーアース4S)AW21は、突然の降雪に慌てたくない・非降雪圏の冬期走行・シーズンごとのタイヤ交換が面倒・タイヤの保管場所がないと言う方におすすめのタイヤです。「オールシーズンタイヤ」専用の方向性トレッドパターンで、あらゆる方向からエッジを確保できる特徴的な形状(V字)のグルーブを採用。また幅広いトレッドを採用し広い接地面積を確保し、雪上・ウェット性能に寄与しています。夏用タイヤとしても、ドライ路面において安定したドライビングを実現。冬期での性能を証明するマーク「スノーフレークマーク」付き、高速道路の冬用タイヤ規制下においても走行可能なオールシーズンタイヤになっています。
ブルーアース4S AW21は「オールシーズンタイヤ」の本場欧州でも高い評価を得ています。
ダンロップの「オールシーズンタイヤ」ALL SEASON MAXX AS1
ダンロップの「オールシーズンタイヤ」ALL SEASON MAXX (オールシーズンマックス)AS1は、雪道で慌てない高い走行性能を持っています。スイッチグルーブと呼ばれる、センター部分に刻まれたアグレッシブな横方向の溝が力強い トラクションとブレーキングを発揮。「オールシーズンマックスAS1」の為に開発された、超マルチコンパウンドがドライ・ウェット・スノーなど様々な路面で活躍。国際基準で定められたシビアスノー条件に適合し、高速道路冬用タイヤ規制でも走行可能。また「オールシーズンマックスAS1」は、幅広いセンターリブで夏タイヤ同等のドライ性能。特徴的なVシェイプ主構と夏タイヤ(エナセーブEC204)より深溝設計で排水効率も高く、優れたウェット性能を持っています。
「オールシーズンマックスAS1」は、深溝設計+超マルチコンパウンドで、夏タイヤ(エナセーブEC204)よりも長く使えるロングライフ性能を実現しています。
トーヨータイヤの「オールシーズンタイヤ」CELSIUS
トーヨータイヤの「オールシーズンタイヤ」CELSIUS(セルシアス)は、降雪時などさまざまな路面でしっかりと走れる、全天候型オールシーズンタイヤです。スノー性能とドライ・ウェット性能を最大限に発揮する非対称パターン採用。冬期での性能を証明する、スノーフレークマーク付きで高速道路冬用タイヤ規制でも走行可能。降雪路面でもしっかりと走れる「オールシーズンタイヤ」です。「オールシーズンタイヤ」のため開発されたトレッドコンパウンドには、シリカの分散を向上させるアクティブポリマーを採用。スノー性能を持ちながら、夏タイヤに必要なウェット性能向上と転がり抵抗の抑制を実現しました。
トーヨータイヤは、国産タイヤメーカーとしては比較的リーズナブルです。
マルチウェザー・ブルーアース4S・オールシーズンマックス・セルシアスで選ぶ「オールシーズンタイヤ」比較表
ブリヂストン マルチウェザー | ヨコハマタイヤ ブルーアース4S AW21 | ダンロップ オールシーズンマックス AS1 | トーヨータイヤ セルシアス | |
---|---|---|---|---|
雪上性能 | シャーベット状・圧雪(踏み固められた雪)などの雪上性能を確保し、突然の雪にも安心。「スノーフレークマーク」付きタイヤですので、高速道路などの冬用タイヤ規制時にも通行可能です。 | あらゆる方向からエッジを確保できる特徴的な形状(V字)のグルーブを採用。「スノーフレークマーク」付き、高速道路の冬用タイヤ規制下においても走行可能なオールシーズンタイヤになっています。 | スイッチグルーブと呼ばれる、センター部分に刻まれたアグレッシブな横方向の溝が力強い トラクションとブレーキングを発揮。「スノーフレークマーク」付き、高速道路冬用タイヤ規制でも走行可能。 | スノー性能とドライ・ウェット性能を最大限に発揮する非対称パターン採用。冬期での性能を証明する、「スノーフレークマーク」付きで高速道路冬用タイヤ規制でも走行可能。 |
ドライ性能 | 乾燥したドライ路面でも、夏タイヤ同等の性能を持っています。 | ドライ路面での剛性を確保する、大型ブロックをショルダー部分に採用。ドライ路面において安定したドライビングを実現。 | センターに幅広リブを確保することでアスファルト路面を正確に捉える、 夏タイヤのような走破性を実現。 | スノー性能とドライ・ウェット性能を最大限に発揮する非対称パターン採用。OUT側はドライ・ウェット性能重視、ブロック剛性の強化で操縦安定性が向上。 |
ウェット性能 | 濡れたウェット路面でも、夏タイヤ同等の性能。また相反する静粛性にも配慮されています。 | V字のグルーヴと幅広いトレッドを採用し広い接地面積を確保。ウェット性能にも寄与しています。 | 特徴的なVシェイプ主構と深溝設計で排水効率も高く、優れたウェット性能を持っています。 | スノー性能とドライ・ウェット性能を最大限に発揮する非対称パターン採用。OUT側はドライ・ウェット性能重視、夏タイヤに必要なウェット性能が向上。 |
オススメポイント | 「オールシーズンタイヤ」として、雪上・ドライ・ウェット性能で、トータルバランスに優れています。 | ブルーアース4S AW21は「オールシーズンタイヤ」の本場欧州でも高い評価を得ています。 | 深溝設計+超マルチコンパウンドで、夏タイヤ(エナセーブEC204)よりも長く使えるロングライフ性能を実現しています。 | スノー性能とドライ・ウェット性能を最大限に発揮する非対称パターン採用。降雪路面でもしっかりと走れるオールシーズンタイヤです。 |
グッドイヤーの「オールシーズンタイヤ」ベクターフォーシーズンズ ジェンスリー
グッドイヤーの「オールシーズンタイヤ」は、40年以上の歴史をほこります。その中でもVECTOR 4SEASONS GEN-3(ベクターフォーシーズンズ ジェンスリー)は、プレミアムオールシーズンというジャンルを開拓しM+S(マッド&スノー)表記に加えて、欧州で冬用タイヤとして認められた証であるスノーフレークマーク付きの冬性能をはじめウエット、ドライ路面での走行性能を一段と高め、時代に求められる燃費性能やロングライフといった環境性能を付加。さらに快適性も備えた乗用車向けハイパフォーマンスオールシーズンタイヤです。
グッドイヤーの「オールシーズンタイヤ」は、ラインナップが豊富です。プレミアムモデルは、走行性能に加え快適性能など付加価値を求める方にオススメです。
ミシュランの「オールシーズンタイヤ」クロスクライメート2
ミシュランの「オールシーズンタイヤ」CROSSCLIMATE2(クロスクライメート2)は、急な雪での走行性能と優れた夏タイヤ性能を持った雪も走れる夏タイヤです。国際基準で定められたシビアスノータイヤ要件に適合しており、高速道路冬用タイヤ規制時でもチェーン装着不要で走行可能です。センターからショルダー部にかけて、溝面積が広くなる新設計、従来品に比べて大きく切れ込んだV字角の新トレッドパターンを採用。排水・排雪性能に貢献し、ウェット、雪上路面においてより高いパフォーマンスを発揮。摩耗するにしたがって、ブロック側面に凹凸と溝が出現、効率的に排水、排雪することと、エッジ効果により摩耗時におけるウェット・雪上性能が向上。高い初期性能と安心感が長く続きます。
ミシュランは、高い初期性能と安心感が長く続きます。
クムホの「オールシーズンタイヤ」ソルウス4S HA32
クムホの「オールシーズンタイヤ」SOLUS(ソルウス)4S HA32は、走る・曲がる・止まるなどの基本性能を向上させることで夏タイヤと遜色ない走りを実現しています。冬性能を証明するM+S(マッド&スノー)スノーフレークマーク付き、突然の雪でも慌てない安心感のあるスノー性能を合わせ持ち、1年を通して安定したパフォーマンスを発揮する本格派オールシーズンです。またソルウス4Sは、全天候対応という優れた走行性能だけでなく、高い耐摩耗性能も持っており夏タイヤよりも長持ち※!コスパに優れたタイヤでもあります。
※クムホ エコウィング ES31
クムホタイヤは日本での知名度は高くないかもしれませんが、最新の世界タイヤメーカー売上ランキングでは16位の韓国大手タイヤメーカーです。また技術力も認められており、世界各国の自動車メーカーの新車装着タイヤに採用されています。
ベクターフォーシーズンズ ジェンスリー・クロスクライメート2・ソルウス4S HA32で選ぶ「オールシーズンタイヤ」比較表
グッドイヤー ベクターフォーシーズンズ ジェンスリー | ミシュラン クロスクライメート2 | クムホ ソルウス4S HA32 | |
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雪上性能 | トレッド中央部に大型のサイプを配置。接地時に、その大きなサイプが多くの雪を排出。さらにサイプ交差点の開口部が広がることで排雪性能が向上し、高い雪上グリップ力を実現。 | センターからショルダー部にかけて、溝面積が広くなる新設計、従来品に比べて大きく切れ込んだV字角の新トレッドパターンを採用。排水・排雪性能に貢献し、ウェット、雪上路面においてより高いパフォーマンスを発揮。 | V字の主溝を外側に向けて徐々に広くすることで排水・排雪効率を高め優れたトラクション性能を実現し、3Dサイプの搭載により夏・冬問わずあらゆる路面で 優れた操縦安定性とブレーキ性能を発揮。 |
ドライ性能 | ブロック剛性や構造を強化することで操作時のタイヤ変形が低減。優れたドライハンドリング性能を実現します。また、新オールウェザーコンパウンドを採用したことで、耐摩耗性も向上しました。 | エッジに部に施された面取り加工により、ブロックの倒れこみを防止。接地面が最大化されドライ路面での高い制動力を発揮。 | 構造の最適化により接地面積を拡大し操縦安定性や制動性能を大幅に向上。天然成分(パインレジン)をベースにしたオールシーズン専用コンパウンドが1年を通して優れたブレーキ性能とグリップ力を発揮します。 |
ウェット性能 | 摩耗時に溝幅が広くなる構造を採用することで、摩耗が進行してもウェット性能の低下を抑制。広がった溝幅によって排水性能を確保し、安全性を長く維持します。 | 摩耗するにしたがって、ブロック側面に凹凸と溝が出現、効率的に排水、排雪することと、エッジ効果により摩耗時におけるウェット・雪上性能が向上。安心感が長く続く。 | センターブロックの連結部分に搭載されたタイバー(補強加工) により剛性を確保しながらウェット性能を向上。 |
オススメポイント | 低燃費性能やロングライフといった環境性能を付加。さらに快適性も備えたハイパフォーマンスオールシーズンタイヤです。 | サイズの異なるブロックを組み合わせたバリアブルピッチパターンを採用。人間の耳に不快な周波数の音を効果的に低減。高い静粛性を持っています。 | 大きさの異なる5種類のサイプを最適に配置することでブロック剛性を向上。雪上・ドライ・ウェット路で優れた操縦安定性を発揮。また耐摩耗性能も高くコスパにも優れる。 |
タイヤに関するよくある質問
- Q「チェーン規制」「冬用タイヤ規制」が発令されていなければ、雪道をノーマルタイヤで走行しても問題ないのでしょうか?
- A
各都道府県(沖縄県を除く)の交通規則による規定により、一般道路・高速道路において雪道でのノーマルタイヤ走行は法令違反となり、交通違反となった場合、反則金を支払う必要があります。
まとめ
✅「オールシーズンタイヤ」やめたほうがいい?
アイスバーンや過酷な積雪路を走行する可能性がある場合は、スタッドレスタイヤを選択し「オールシーズンタイヤは、やめたほうがいい」と言えます。
✅「オールシーズンタイヤ」とは?
天候に左右されず一年通して使える全天候タイヤ、夏冬の交換やタイヤの保管も不要なので、手間が掛からず経済的なのがメリットです。
✅「オールシーズンタイヤ」のデメリット
凍結路面(アイスバーン)の走行には向いていません。低燃費タイヤと比較して転がり抵抗性能では不利になり、よって燃費は悪化傾向になります。
✅「オールシーズンタイヤ」ユーザーレビュー
乾燥路面(ドライ)では発進時・制動時・カーブ時など、これまで装着していた夏タイヤと走行性能を比較しても街乗りでは遜色ないレベル。ノイズも抑えられており静粛性にも配慮されていると感じました。
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