ホンダ「N-BOX(エヌボックス)」純正タイヤ寿命と交換目安は使用状況によって前後しますが、約3〜5年でタイヤ溝の残量やひび割れの状態で判断できます。タイヤ交換費用の目安は4本3万円〜でタイヤサイズやタイヤの種類で異なります。また、タイヤの種類によっては燃費・寿命・乗り心地にも影響します。そんな「N-BOX」タイヤの種類や交換費用について、国家資格整備士でタイヤアドバイザー資格を持つ筆者が解説していきます。
この記事を読めばわかること!
✅「N-BOX純正タイヤ寿命」交換目安
✅「N-BOX」JF1/2型・JF3/4型・JF5/6型の年式とタイヤサイズ
✅「N-BOX」タイヤで変わる性能と乗り心地
✅「N-BOX」タイヤ交換費用
※エヌボックス プラス・エヌボックス スラッシュ含む
「N-BOX純正タイヤ寿命」交換目安
タイヤ溝の残量
「N-BOX」のタイヤ寿命は約3〜5年で、年間走行距離が多くタイヤ溝が減っている場合は寿命が早くなります。タイヤ寿命は溝の深さ(残量値)で判断することができ、溝の残量約1.6mmが使用限界で下回ると車検も通りません。またタイヤ溝は排水する役目を持っており、溝が摩耗で浅くなると排水効率が悪くなるため、とくに降雨時の高速道路などではスリップするリスクが高くなります。溝の残量はスリップサインと呼ばれるタイヤ溝にある凸部分がタイヤの摩耗で接地部分まで出ていれば、使用限界値の約1.6mmまで磨耗していると判断でき交換の目安となります。
新品のタイヤで溝が約8mm程度です。カーディーラーでは、タイヤの残り溝が半分の約4mm以下になると注意を促す機会が多くなります。
タイヤのひび割れ
「タイヤ交換」の目安として、次に注意したいのがタイヤのひび割れです。タイヤのひび割れは太陽光などの紫外線やゴムの経年劣化などが原因によって起こり、タイヤのゴムが劣化しているサインとして見ることができます。タイヤのひび割れは使用の観点からも、タイヤの寿命が近づいてきていると判断でき交換の目安となります。
年間走行距離が少なくてタイヤの溝が多く残っていても、ひび割れが大きく広がっている場合はパンクするリスクも高くなります。
✅「N-BOX純正タイヤ寿命」交換目安
溝の残量はスリップサインと呼ばれるタイヤ溝にある凸部分がタイヤの摩耗で接地部分まで出ていれば限界値付近の約1.6mmまで磨耗していると判断でき交換の目安となります。タイヤのひび割れもタイヤの寿命が近づいてきていると判断でき交換の目安となります。
「N-BOX」JF1/2型・JF3/4型・JF5/6型の年式とタイヤサイズ
「N-BOX」タイヤサイズの調べ方
「N-BOX」のタイヤサイズは車の年式・グレードによって異なります。年式・グレードは車検証の初年度登録年月と型式で確認できます。またタイヤ側面の刻印・運転席ドア付近のステッカーでもタイヤサイズを確認できます。
「N-BOX」型式・年式とタイヤサイズ
✅「N-BOX」JF1/2型・JF3/4型・JF5/6型の年式とタイヤサイズ
JF1/2型:(2011年〜2017年)145/80R13・155/65R14・165/55R15
JF3/4型:(2017年〜2023年)155/65R14・165/55R15
JF5/6型:(2023年〜現行)155/65R14・165/55R15
※エヌボックス プラス・エヌボックス スラッシュ含む
「N-BOX」タイヤで変わる性能と乗り心地
純正タイヤ以上の付加価値
「N-BOX」の純正タイヤは、ホンダの開発コンセプトと低燃費走行を主体としたパフォーマンスを発揮するために、タイヤメーカーが開発しています。ですのでタイヤの選択として純正タイヤは最適解と言えます。ここで純正タイヤからタイヤの種類を替えると何が違うのか?タイヤを靴に置き換えてみると、普段履いているのがスニーカーだとしてランニングなどする時には、走りやすいランニングシューズに履き替える方が多いと思います。これは車で言う走行性能を上げたい時に、スポーツタイヤに履き替えるのと似ています。他にも静粛性が高くて乗り心地がいいタイヤ・ウェット性能が高く濡れた路面でも滑りにくいタイヤなど、純正タイヤ以上に付加価値を求める場合など選択できます。
性能や乗り心地が良くなるタイヤ
タイヤの種類によって、特に国産タイヤメーカーは「軽自動車」専用タイヤのラインナップが豊富で、ゴムの材質やタイヤ構造・トレッドパターンで違いがあり、オフロードも走れてアウトドアやキャンプに最適なタイヤ・路面との密着性が高くてスポーツ走行を楽しめたり・燃費が良くてタイヤが長持ちしたり・雨で濡れた路面でも安心して走行できたり・振動が少なくて乗り心地を良くしたりなどの付加価値をつけて、それぞれに特徴を持たせてユーザーのニーズに対応しています。
「軽自動車」専用タイヤについて、詳しく知りたい方は下記の関連記事で解説しています。
✅「N-BOX」タイヤで変わる性能と乗り心地
低燃費性能・静粛性・乗り心地が良いなど、純正タイヤ以上の付加価値やユーザーのニーズに合わせたタイヤの選択ができます。
「N-BOX」タイヤ交換費用
タイヤ交換費用が安い「タイヤ通販」
「N-BOX」のタイヤ交換費用の目安はタイヤの種類で価格差がありますが、小売店などの実店舗と比較して、流通コストの削減などで「タイヤ通販」が安くタイヤを買うことができ、タイヤメーカーよっては4本で3万円を切るタイヤもあります。
価格が安い「アジアンタイヤ」
「タイヤ通販」でも安い価格帯のタイヤは、アジア系タイヤメーカー(アジアンタイヤ)をはじめとした輸入タイヤに多くみられ、最近では市場でも製品を数多く見かけるようになりました。そんなアジアンタイヤですが価格が国産タイヤの半額以下も珍しくなく、値頃感のある価格から人気があります。しかし、タイヤの価格が安くても品質や性能が悪いのではないかと敬遠されがちです。近年のアジアンタイヤメーカーは、自動車メーカーからタイヤ品質を認められ世界タイヤメーカー売上ランキングでトップ10に入るほどで、純正採用されるケースも多くなっています。
※2024年3月現在、タイヤサイズ155/65R14でオートウェイ公式ページから算出
まとめ
✅「N-BOX純正タイヤ寿命」交換目安
溝の残量はスリップサインと呼ばれるタイヤ溝にある凸部分がタイヤの摩耗で接地部分まで出ていれば限界値付近の約1.6mmまで磨耗していると判断でき交換の目安となります。またタイヤのひび割れもタイヤの寿命が近づいてきていると判断でき交換の目安となります。
✅「N-BOX」JF1/2型・JF3/4型・JF5/6型の年式とタイヤサイズ
JF1/2型:2011年〜2017年 145/80R13・155/65R14・165/55R15
JF3/4型:2017年〜2023年 155/65R14・165/55R15
JF5/6型:2023年〜現行 155/65R14・165/55R15
※エヌボックス プラス・エヌボックス スラッシュ含む
✅「N-BOX」タイヤで変わる性能と乗り心地
低燃費性能・静粛性・乗り心地が良いなど、純正タイヤ以上の付加価値やユーザーのニーズに合わせたタイヤの選択ができます。
✅「N-BOX」タイヤ交換費用
4本で3万円くらい〜、タイヤの種類で価格差があります。小売店など実店舗と比較して流通コストの削減などで、「タイヤ通販」が比較的安くタイヤを買うことができます。
「タイヤ通販」サイトの「タイヤフッド」では購入と同時に取付予約ができます
TIREHOOD(以下タイヤフッド)はオートバックスセブンとカーフロンティア(三菱商事グループ)出資の株式会社BEADが運営しています。「タイヤフッド」はタイヤ購入と取付予約が同時にできる、直営店を持たない「タイヤ通販」のネットサービスになります。タイヤをネット通販で購入するときは、 購入したあと取付作業をする店舗に電話で日時を確認するのが 一般的ですが、「タイヤフッド」なら購入手続きと同時に、 取付作業をする提携店舗の予約も自宅近くなど都合のいい場所を選び、オンライン上で予約が行えます。 購入したタイヤは予約した店舗に直送されるので、 予約日に車で店舗に行くだけです。店舗への電話は不要で、取付作業日まで 購入したタイヤを家に置いておく必要もなし! 女性にも利用しやすいサービスになっています。