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元タイヤショップ店員【タイヤチェーン】種類やデメリットは?オススメの使い方を解説

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夏用(ノーマル)タイヤは降雪による雪道などの走行には適していないため、「タイヤチェーン」などの滑り止めが必要になります。最近では、取付の手軽さで布製の「スノーソックス」が人気ですがデメリットもあります。結論から言えば「タイヤチェーン」は応急的な使用やスタッドレスタイヤとの併用がオススメになります。理由は「タイヤチェーン」の使用に適した環境があるからです。今回の記事では、「タイヤチェーン」の種類やメリット・デメリットを国家資格整備士でタイヤアドバイザー資格も持つ筆者が解説していきます。

この記事を読んでわかること!

「タイヤチェーン」や「スノーソックス」のデメリット

布製・非金属製・金属製「タイヤチェーン」の特徴

「タイヤチェーン」はいらない?

「タイヤチェーン」はスタッドレスタイヤとの併用がオススメ

「タイヤチェーン」を買う時オススメなのは

「タイヤチェーン」買う前に確認すること

「タイヤチェーン」や「スノーソックス」のデメリット

「タイヤチェーン」は装着することにより、トラクションが確保できるため雪上や氷上で優れた走行性能が期待できます。しかし素材が、金属製であったり非金属製のゴムやウレタン素材においても金属製のスパイクが埋め込まれています。そのため「タイヤチェーン」装着時は、タイヤのみの時と比較して振動や騒音が大きくなり速度も構造上50km/h程度に制限されます。また布製の「スノーソックス」においても積雪のない乾燥路での走行が苦手で、ダメージを受けやすい傾向にあります。このことから、「タイヤチェーン」での走行は大雪での応急時やチェーン規制時の使用をオススメします。

「タイヤチェーン」や「スノーソックス」のデメリット

「タイヤチェーン」装着時は、タイヤのみの時と比較して振動や騒音が大きくなり速度も構造上50km/h程度に制限されます。また布製の「スノーソックス」においても積雪のない乾燥路での走行が苦手で、ダメージを受けやすい傾向にあります。

筆者
筆者

最近では、女性でも取付が簡単な布製チェーンの需要が高くなっておりオススメです。

布製・非金属製・金属製タイヤチェーンのメリット・デメリット比較表


金属製タイヤチェーン


非金属製タイヤチェーン

布製タイヤチェーン
走行性能
乗り心地
取付やすさ
価格
メリット走行性能が高く、価格も比較的リーズナブルで収納もコンパクトで場所を取らない。走行性能・信頼性も高い、乗り心地もゴムやウレタン素材で優れていて乾燥路でも走行できる。取付も車を動かさずできて、比較的簡単です。金属チェーンと同等の性能を持ち、手間無く簡単に取付・取外しできます。軽量で収納もコンパクトで場所を取らない。
デメリット振動・騒音が大きめで、乾燥路の走行には不向きです。取付はやや面倒。ホイールハウス内にスペースが必要で、クリアランス不足やサスペンションへの接触で、車種により取り付けできない場合があります。乾燥路の走行では、ダメージを受けやすく、傷みやすいです。

布製・非金属製・金属製「タイヤチェーン」の特徴

「タイヤチェーン」は従来の金属製「タイヤチェーン」や、現在主流の非金属製「タイヤチェーン」などがあります。最近では取付の手軽さから、布製「タイヤチェーン」も人気があります。

筆者
筆者

「タイヤチェーン」は種類によって材質が違うので、性能もそうですが乗り心地や取付のしやすさにも違いがあります。

布製「タイヤチェーン」

最近タイヤチェーンとして人気なのが、布製タイヤチェーンになります。ポリエステルなどの素材でタイヤに簡単に取付られる便利さで選ばれています。自動車メーカーの純正オプションとして採用されている製品もあるので信頼性も高いと言えます。しかし布製で振動・騒音など乗り心地に影響しない一方で、乾燥路での走行ではダメージを受けやすいので注意も必要です。

筆者
筆者

タイヤチェーンのネックとなっていた取付のハードルを低くしたのが布製タイヤチェーンです。軽くてコンパクトなので、緊急用として常備しておくのに最適です。

布製タイヤチェーンのオートソック・イッセ スノーソックス・グッドイヤー スノーソックス比較表


AutoSock
オートソック

ISSE
イッセ
スノーソックス

GOODYEAR
グッドイヤー
スノーソックス
走行性能ポリエステル素材の無数の細毛が雪道との摩擦を発生させ、高いグリップ力を発揮します。圧雪・深雪・凍結あらゆる路面との粘着性が高く、走行性能も高いです。金属チェーンと同等の加速・制動・トラクション及びパフォーマンスを持ち、特殊繊維の毛細管現象により雪道・アイスバーンでも張り付くように走行設計されています。金属チェーンと同等の性能。雪道はもちろんアイスバーンや日本に多いシャーベット状の雪道でも力強くグリップします。
取付やすさ布製でかぶせて取付なので手間なく簡単です。布製でかぶせて取付なので手間なく簡単です。布製でかぶせて取付なので手間なく簡単です。
ポイント北欧ノルウェー生まれのオートソックは、世界60カ国以上で販売されており自動車メーカーの純正用品にも採用されています。チェーン規制に適合。繊維メーカーならではのナノテクノロジーとEU生産の高いクオリティを持っています。自動車メーカーでも純正採用されています。チェーン規制に適合。アメリカ最大のタイヤメーカー「グッドイヤー」も認めたスノーソックスは自動車メーカーでも純正採用されています。チェーン規制に適合。

非金属製「タイヤチェーン」

現在タイヤチェーンの主流なのが、非金属製タイヤチェーンになります。ゴムやウレタンなどの素材に金属製のスパイクが埋め込んであり、路面とのグリップ力を高めています。また、金属製タイヤチェーンと比較して雪道やアイスバーンで安定して走行できることや、振動が少なくて乗り心地でも優れているところが、選ばれている理由でもあります。

筆者
筆者

非金属製タイヤチェーンは走行性能が高く、ゴムやウレタン素材なので乾燥路での走行もできる、バランス良く高性能なタイヤチェーンと言えます。

非金属製タイヤチェーンの救急隊ネット・バイアスロン クイックイージー・スノーゴリラ コマンダー2比較表


ソフト99
救急隊ネット


カーメイト
バイアスロン
クイックイージー


京華産業
スノーゴリラ
コマンダー2
走行性能超硬スパイクと呼ばれる金属製スパイクで、雪をしっかり噛んで圧倒的なグリップ力を生みます。超硬材質のスパイクピンが両輪で108本。スパイクピンが多いので、アイスバーンで強力なグリップ力を発揮します。アイスバーンで制動性能に力を発揮するスパイクカップ数を25%増加。(メーカー比)
取付やすさジャッキ・車移動が不要で簡単装着。チェーン装着で困った経験がある方も、安心です。トレッド素材の高性能ポリウレタンは、極寒でも硬くならず柔軟で装着しやすいです。ワンタッチロック機構
を採用。目視しづらいタイヤ裏面の接続がしやすくなりました。
ポイントトレッド面には、耐摩耗性に優れたウレタン素材を採用。振動・騒音も少なくソフトな乗り心地です。JASAA認定品※信頼と実績で、国内自動車メーカーの純正品として採用されています。JASAA認定品※ポリウレタン素材採用で、耐摩耗性能はもちろん「薄く・軽く・低振動」を実現しています。JASAA認定品※

一般社団法人日本自動車交通安全用品協会の性能に関する基準に合格した認定品

金属製「タイヤチェーン」

タイヤチェーンと聞けば金属製タイヤチェーンを思い浮かべる方も多いはず!従来からある金属製のタイヤチェーンです。乗用車に限らず、トラックやバス・重機など幅広く使用されており信頼性も高いと言えます。チェーンの配列により、はしご型や亀甲型などに分けられます。

筆者
筆者

信頼性も高く比較的リーズナブルな金属製タイヤチェーンですが、走行中の振動・騒音が大きめで乾燥路での走行はチェーンが傷みやすく不向きです。

スプレー式「タイヤチェーン」

タイヤチェーンの取付取外しは面倒、それでも雪には備えたいと言う方には、チェーン規制には対応できませんが、緊急時に備えられるのがスプレー式のタイヤチェーンです。スプレー式なので必要な時にタイヤに向かってかけるだけで、タイヤにグリップ効果が生まれます。またゴム底の靴にスプレーすれば滑り止めとして使える商品もあるので無駄になりません。

筆者
筆者

スプレーするだけでお手軽ですが、効果も限定的です。

布製・非金属製・金属製タイヤチェーンの特徴

布製タイヤチェーン:布製なので振動・騒音など乗り心地に影響が少なく、取付しやすいのがメリットです。

非金属製タイヤチェーン:走行性能が高くて金属製タイヤチェーンと比較して、振動・騒音が少なくて乾燥路も走行できます。

金属製タイヤチェーン:走行性能も高くて比較的リーズナブルですが、走行中の振動・騒音が大きいです。

スプレー式「タイヤチェーン」:スプレーするだけでお手軽ですが、効果も限定的です。

「タイヤチェーン」はいらない?

夏用タイヤを履いている場合、ゴムの材質が冬用タイヤと比較して硬く、溝も浅く形状も雪にグリップしにくいので、夏用タイヤで雪道や、凍結した路面(アイスバーン)を走行するのはスリップやスタック(立ち往生)するリスクが非常に高くなります。よって路面との摩擦力を高めグリップさせるためにタイヤチェーンを装着する必要があります。また高速道路などの自動車専用道路で、積雪などでチェーン規制がかかった場合は、スタッドレスタイヤオールシーズンタイヤなどの雪道の走行を想定している冬用タイヤでも走行はできません。

「タイヤチェーン」はいらない?

夏用タイヤで雪道などを走行するのはスリップやスタック(立ち往生)するリスクが非常に高く、冬用タイヤでもチェーン規制時には「タイヤチェーン」が必要になります。

筆者
筆者

例年では雪の積もらなかった地域でも寒波の影響で、雪が積もることも珍しくなくなりました。もしもの時の緊急脱出用に「タイヤチェーン」を常備しておくことをオススメします。

「タイヤチェーン」はスタッドレスタイヤとの併用がオススメ

「タイヤチェーン」は通常、2つ1セットで車の駆動輪に装着します。そのため「タイヤチェーン」の効果があるのは装着した2輪のみに限定されます。緊急時に夏用タイヤにタイヤチェーンを装着して雪道の走行は可能ですが、前述した通り効果は限定されます。「タイヤチェーン」は冬用タイヤに装着すると、夏用タイヤに装着した時よりもグリップして走行性能が上がるので、「タイヤチェーン」はスタッドレスタイヤとの併用がオススメです。

「タイヤチェーン」はスタッドレスタイヤとの併用がオススメ

「タイヤチェーン」は冬用タイヤに装着すると、夏用タイヤに装着した時よりもグリップして走行性能が上がるので、「タイヤチェーン」はスタッドレスタイヤとの併用がオススメです。

筆者
筆者

「タイヤチェーン」装着前に、前輪駆動・後輪駆動なのか確認が必要になります。

「タイヤチェーン」を買う時オススメなのは

「タイヤチェーン」を買う時オススメなのは!カー用品店やホームセンターなどの実店舗を思い浮かべる方が多いと思います。しかし多くのユーザーが殺到する需要期の実店舗では、人気のある商品やサイズの欠品リスクがあり、店舗をいくつも回らなければなりません。ネット通販であれば欠品のリスクが低くて、価格も比較しやすいのでオススメです!いずれにしても需要期前に購入して備えていただくのが、安全性の面からも大事になります。

「タイヤチェーン」を買う時オススメなのは

店舗を回る必要がなく、価格の比較もできるネット通販での購入がオススメです。

「タイヤチェーン」買う前に確認

運転席ドア付近のステッカーでタイヤサイズがわかります
筆者
筆者

「タイヤチェーン」を買う前に確認しておきたいのは、タイヤサイズはもちろんですが車種やスタッドレスタイヤ装着の有無も重要になります。これは車種やスタッドレスタイヤの種類により、「タイヤチェーン」が装着できない場合があるためです。

まとめ

えーがた

自動車業界が長く、カーディーラーでエンジニア(国家資格整備士)やフロント業務・ディーラー系輸送会社・タイヤ販売店(タイヤアドバイザー資格)での勤務経験もあります。仕事上、新車・中古車18000台以上の様々な車種の運転経験。タイヤ通販歴も20年以上でユーザー目線も活かしたブログ記事でみなさまのハッピーカーライフのお役に立てれば幸いです。

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「タイヤチェーン」や「スノーソックス」のデメリット

「タイヤチェーン」装着時は、タイヤのみの時と比較して振動や騒音が大きくなり速度も構造上50km/h程度に制限されます。また布製の「スノーソックス」においても積雪のない乾燥路での走行が苦手で、ダメージを受けやすい傾向にあります。

金属製・非金属製・布製タイヤチェーンの特徴

布製タイヤチェーン:布製なので振動・騒音など乗り心地に影響が少なく、取付しやすいのがメリットです。

非金属製タイヤチェーン:走行性能が高くて金属製タイヤチェーンと比較して、振動・騒音が少なくて乾燥路も走行できます。

金属製タイヤチェーン:走行性能も高くて比較的リーズナブルですが、走行中の振動・騒音が大きいです。

スプレー式「タイヤチェーン」:スプレーするだけでお手軽ですが、効果も限定的です。

「タイヤチェーン」はいらない?

夏用タイヤで雪道などを走行するのはスリップやスタック(立ち往生)するリスクが非常に高く、冬用タイヤでもチェーン規制時には「タイヤチェーン」が必要になります。

「タイヤチェーン」はスタッドレスタイヤとの併用がオススメ

「タイヤチェーン」は冬用タイヤに装着すると、夏用タイヤに装着した時よりもグリップして走行性能が上がるので、「タイヤチェーン」はスタッドレスタイヤとの併用がオススメです。

「タイヤチェーン」を買う時オススメなのは

店舗を回る必要がなく、価格の比較もできるネット通販での購入がオススメです。

「タイヤチェーン」買う前に確認すること

タイヤサイズはもちろんですが車種やスタッドレスタイヤ装着の有無も重要になります。

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