タイヤを交換する際、タイヤ選びで迷っていませんか?現在でも主流である「国産4大タイヤメーカー」※の他、「外国タイヤメーカー」の価格の安さも気になって迷っていませんか?最近では外国タイヤメーカーの中でもアジア系タイヤメーカー(アジアンタイヤ)が多く流通して値頃感で人気があります。今回の記事では、「国産4大タイヤメーカー」とアジアンタイヤを比較して、選ぶべきポイントを国家資格整備士でタイヤアドバイザー資格を持つ筆者が解説していきます。
※ブリヂストン・ヨコハマタイヤ・ダンロップ・トーヨータイヤ
この記事を読んでわかること!
✅「国産4大タイヤメーカー」ブリヂストン・ヨコハマタイヤ・ダンロップ・トーヨータイヤ比較表
✅「国産4大タイヤメーカー」選ぶ理由とポイント
✅「国産4大タイヤメーカー」知名度は安心感につながります
✅「アジアンタイヤメーカー」知名度がなくて不安?
✅「アジアンタイヤメーカー」ハンコック・グッドライド・マキシス比較表
✅「国産4大タイヤメーカー」こんな人にオススメです
「国産4大タイヤメーカー」ブリヂストン・ヨコハマタイヤ・ダンロップ・トーヨータイヤ比較表
ブリヂストン | ヨコハマタイヤ | ダンロップ | トーヨータイヤ | |
---|---|---|---|---|
世界ランキング | 2位 | 8位 | 5位 | 11位 |
歴史 | 90年以上 | 100年以上 | 100年以上 | 70年以上 |
ブランド | ポテンザ・レグノ・エコピア・ニューノ・デューラー・ブリザック他 | アドバン・ブルーアース・ジオランダー・アイスガード他 | ディレッツア・ビューロー・ルマン・エナセーブ・ウィンターマックス他 | プロクセス・トランパス・ナノエナジー・オープンカントリー・オブザーブ他 |
価格※ | ニューノ ¥3,850〜 | ブルーアース ¥5,610〜 | EC202 ¥3,520〜 | ナノエナジー ¥3,410〜 |
ポイント | 国内はもちろん、世界でも仏ミシュランと2強のトップメーカー。そのブランドはカテゴリーの代名詞となるほど。自転車やゴルフ用品も有名です。 | 創業から100年以上の歴史あるタイヤメーカーです。タイヤだけでは無くゴルフ用品PRGR(プロギア)でも有名です。 | タイヤ開発で培ったゴム技術で、ゴルフやテニスなどのスポーツ用品にも生かされています。グループ内ブランドにFALKEN(ファルケン)があります。 | 後発ながら歴史は70年以上で世界ランキングでも11位のタイヤメーカーです。グループ内ブランドにNITTO(ニットー)があります。 |
※タイヤフッド公式ページでの1本あたりの価格2024年7月現在
「国産4大タイヤメーカー」の中で比較すると、トーヨータイヤが安くて値頃感があります。
✅「国産4大タイヤメーカー」ブリヂストン・ヨコハマタイヤ・ダンロップ・トーヨータイヤ比較表
■「世界タイヤメーカー売上ランキング」
ブリヂストン第2位・ダンロップ第5位・ヨコハマタイヤ第8位・トーヨータイヤ第11位
「国産4大タイヤメーカー」選ぶ理由とポイント
「国産4大タイヤメーカー」は、これまでのタイヤ開発によるデーターの蓄積によって日本の道路における、タイヤの使用環境や路面状況に熟知していると言えます。例えば、市街地などの信号が多い環境で車が頻繁に発進・停止を繰り返す(ストップ・アンド・ゴー)環境では、車の燃費は悪化してタイヤの摩耗も進みます。そんな環境に対応する耐摩耗性が高く長持ちして低燃費性能も高いタイヤ、梅雨など雨の多い時期に濡れた路面でも滑りにくいウェット性能が高いタイヤ、日本の冬に多いアイスバーンやシャーベット状の路面に強いスタッドレスタイヤなどが、「国産4大タイヤメーカー」を選ぶポイントになります。
「国産4大タイヤメーカー」はタイヤの耐摩耗性能を上げてタイヤのライフサイクル向上や新品時だけでなく摩耗後も性能が持続する、効き持ちの向上に力を入れているのも国産タイヤメーカーの特徴になります。
日本では新車販売台数の多い、軽自動車用タイヤでも「国産4大タイヤメーカー」は経験豊富で強みがあります。
タイヤ選び診断チャート
「国産4大タイヤメーカー」は豊富なラインナップで選べる
「国産4大タイヤメーカー」は価格では外国タイヤメーカーに敵わないものの、それ以上にユーザーを満足させる商品力があります。まずは豊富なラインナップ、価格を抑えたベーシックモデルからオフロードも走れてアウトドアやキャンプに最適なタイヤ・路面との密着性が高くてスポーツ走行を楽しめたり・静粛性や乗り心地を良くしたプレミアムモデル・燃費性能を向上させた低燃費タイヤ・ウェット性能に特化したモデルや車種専用タイヤまできめ細やかな設定が魅力です。車種の特性やユーザーの好みでタイヤ選びができるのも、「国産4大タイヤメーカー」を選ぶポイントになります。
タイヤの基本性能がしっかりしていれば付加価値にはこだわら無い、「タイヤ交換」はできるだけ安くしたいと言う方には、「国産タイヤメーカー」の中でも値頃感の高い「ブリヂストン NEWNO」「ダンロップ EC202L」「トーヨータイヤ SD-7」などのベーシックタイヤがオススメです。
「国産4大タイヤメーカー」は基本性能が高い
「国産4大タイヤメーカー」タイヤラインナップの中には、ベーシックモデルが存在します。ベーシックモデルは、タイヤの高い基本性能は持ちつつ価格を抑えたモデルで値頃感があります。
「国産4大タイヤメーカー」のベーシックモデルは、数多くのモデルでラベリング制度の評価を受けた低燃費タイヤです。これは高い品質の証明にもなります。
✅「国産4大タイヤメーカー」選ぶ理由とポイント
「国産4大タイヤメーカー」は豊富なラインナップとベーシックモデルでも高い基本性能を持つ、価格では外国タイヤメーカーに敵わないもののそれ以上にユーザーを満足させる商品力があります。
「国産4大タイヤメーカー」知名度は安心感につながります
「国産4大タイヤメーカー」はブリヂストン・横浜ゴム・住友ゴム(ダンロップ・ファルケン)・トーヨータイヤがあり、「国産4大タイヤメーカー」の中で創業から1番新しいトーヨータイヤでも70年以上の歴史があります。「国産4大タイヤメーカー」は世界タイヤメーカー売上ランキングでも上位に位置しています。グローバルに展開している現在においても、国内に製造拠点を構えメイドインジャパン※ならではの高い品質を確保しています。また各社タイヤ製造以外にゴム製品の製造も行い、特にブリヂストンは自転車・スポーツ用品・免震ゴムなど多岐にわたり、一度は聞いたことのある知名度は安心や信頼につながりタイヤを選ぶときに「国産4大タイヤメーカー」を選ぶポイントにもなります。
※銘柄により海外生産品が含まれます。
特にタイヤなどの安全につながる製品は、品質が高いと大きな安心感につながります。
✅「国産4大タイヤメーカー」知名度は安心感につながります
一度は聞いたことのある知名度は安心や信頼につながりタイヤを選ぶときに「国産4大タイヤメーカー」を選ぶポイントにもなります。
「国産4大タイヤメーカー」こんな人にオススメです
✅「国産4大タイヤメーカー」こんな人にオススメです
- 価格が高くても、聞き馴染みがあり高い品質で安心できるタイヤ選びがしたい。
- 専用設計タイヤなど細やかなラインナップがあり、自分好みのタイヤを選びたい。
- 長いライフサイクルで摩耗しても性能が長続きするタイヤを選びたい。
- 日本の道路における、タイヤの使用環境や路面状況に合ったタイヤを選びたい。
「タイヤ通販」サイトの「タイヤフッド」では購入と同時に取付予約ができます
TIREHOOD(以下タイヤフッド)はオートバックスセブンとカーフロンティア(三菱商事グループ)出資の株式会社BEADが運営しています。タイヤフッドはタイヤ購入と取付予約が同時にできる、直営店を持たないタイヤ通販のネットサービスになります。タイヤをネット通販で購入するときは、 購入したあと取付作業をする店舗に電話で日時を確認するのが 一般的ですが、タイヤフッドなら購入手続きと同時に、 取付作業をする提携店舗の予約も自宅近くなど都合のいい場所を選び、オンライン上で予約が行えます。 購入したタイヤは予約した店舗に直送されるので、 予約日に車で店舗に行くだけです。店舗への電話は不要で、取付作業日まで 購入したタイヤを家に置いておく必要もなし! 女性にも利用しやすいサービスになっています。
「アジアンタイヤメーカー」知名度がなくて不安?
「外国タイヤメーカー」特にアジアンタイヤメーカーは「国産タイヤメーカー」と比較しても価格が半額以下ということも珍しくなく、安価な値段設定ですが、「国産タイヤメーカー」に比べて一般的に国内での知名度が低く、価格も安すぎて性能は大丈夫か心配になりがちです。現在のアジアンタイヤメーカーは世界タイヤメーカー売上ランキングでトップ10に入るメーカーもあり、性能も上がり知名度は増してきています。「国産タイヤメーカー」にこだわりがなければこの価格差は魅力的であり、価格差を利用して新たに新品タイヤを選べるといったメリットもあります。そんなアジアンタイヤメーカーに興味のある方は、選び方ついてのポイントを別記事で解説しております。
「アジアンタイヤメーカー」ハンコック・グッドライド・マキシス比較表
ハンコック | グッドライド | マキシス | |
---|---|---|---|
世界ランキング | 7位 | 9位 | 10位 |
歴史 | 80年以上 | 60年以上 | 50年以上 |
ブランド | ベンタス・キナジー他 | スポーツアールエス・エスエー07他 | クリーピークロウラー他 |
ポイント | ドイツツーリングカー選手権の公式タイヤに指定。日本や欧州自動車メーカーの新車装着タイヤにも採用されており、値頃感のある価格帯でコスパも高いです。 | フォーミュラードリフトジャパンに参戦実績があり、市販スポーツタイヤに強みがあります。スポーツからコンフォートまで値頃感のある価格帯でコスパも高いです。 | 日本の自動車メーカーの新車装着タイヤに採用されており、オフロードタイヤに強みを持つタイヤメーカー。グループ内ブランドにCST(シーエスティー)があります。 |
✅「アジアンタイヤメーカー」知名度がなくて不安?
「世界タイヤメーカー売上ランキング」ハンコック第7位・グッドライド第9位・マキシス第10位
まとめ
✅「国産4大タイヤメーカー」ブリヂストン・ヨコハマタイヤ・ダンロップ・トーヨータイヤ比較表
■「世界タイヤメーカー売上ランキング」
ブリヂストン第2位・ダンロップ第5位・ヨコハマタイヤ第8位・トーヨータイヤ第11位
✅「国産4大タイヤメーカー」選ぶ理由とポイント
「国産4大タイヤメーカー」は豊富なラインナップとベーシックモデルでも高い基本性能を持つ、価格では外国タイヤメーカーに敵わないもののそれ以上にユーザーを満足させる商品力があります。
✅「国産4大タイヤメーカー」知名度は安心感につながります
一度は聞いたことのある知名度は安心や信頼につながりタイヤを選ぶときに「国産4大タイヤメーカー」を選ぶポイントにもなります。
✅「国産4大タイヤメーカー」こんな人にオススメです
- 価格が高くても、聞き馴染みがあり高い品質で安心できるタイヤ選びがしたい。
- 専用設計タイヤなど細やかなラインナップがあり、自分好みのタイヤを選びたい。
- 長いライフサイクルで摩耗しても性能が長続きするタイヤを選びたい。
- 日本の道路における、タイヤの使用環境や路面状況に合ったタイヤを選びたい。
✅「アジアンタイヤメーカー」知名度がなくて不安?
「世界タイヤメーカー売上ランキング」ハンコック第7位・グッドライド第9位・マキシス第10位
現在ではタイヤ選びと言っても、国内外数多くのメーカーが存在し価格競争も激化しています。その中でも国産タイヤメーカーは高い品質管理能力を持ち、そしてその品質に一切の妥協はありません。また、価格以上に付加価値をつけることで差別化していると言えます。今回の記事がみなさんのタイヤ選びの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。